ADX(Average Directional Movement)
ADX(Average Directional Movement)はJ・W・ワイルダーによって考案されたトレンドの強さを計る指標である。
ADXの見方:
ADXが値が大きい時はトレンドが強い。ADXが値が小さければトレンドレスと見る。
ADXの上下の方向と価格の方向は直接連関しないので注意する。
あくまでも、ADXはトレンドの強さの度合いを表しているのであり、トレンドの上下方向を示すものではない点に注意する。
DMI(Directional Movement
Index)と合わせて使う。
計算式は以下の通りである。
ADX = DXの期間nの平均値
DXは以下に示す
DX = { | (+DI) - (-DI) | ÷(+DI) } ÷ 100
チャート下部のPDI・MDIはDMIである。PDI= -DI(マイナス・ディ・アイ)、MDI= +DI(プラス・ディ・エム・アイ)を示す。
薄い緑色のラインがDIの振幅とADXの値の大きさが関連して動いているのが見て取れる。
上昇トレンドの上向きの強さを見る
紫色の矢印は価格が上昇している時の上方向の強さを示している。
DMIを見ると赤色の線=PDIがMDIよりも上にあり、買い優勢であることを示している。
下降トレンドの下向きの強さ見る
黄色の矢印は価格が下降している時の下方向の強さを示している。
DMIを見ると青色の線=MDIがPDIよりも上にあり、売り優勢であることを示している。 |